ドクターフィッシュを体験したとき、「なんか自分ばっかり狙われてない？」って思ったことないですか？
足を入れた瞬間に群がってくると、ちょっと恥ずかしかったり、「もしかして自分、角質だらけ？」って不安になったりしますよね。
でも、大丈夫です。
ドクターフィッシュが寄ってくるのには、ちゃんと理由があるんです。
実は、単に角質が多いだけじゃなくて、いろんな要素が関係しています。
この記事では、ドクターフィッシュが集まりやすい人の特徴について詳しく解説していきます。どんな効果が期待できるのかや、フィッシュセラピーをする時の注意点についてもあわせてお伝えします。
そもそもドクターフィッシュって？
ドクターフィッシュは正式には「ガラ・ルファ」っていうコイ科の淡水魚なんです。
トルコや中東の温泉地に生息していて、古い角質を食べる習性があります。
日本では温泉施設や水族館で「フィッシュセラピー」として人気があって、足を入れるとたくさんの魚が寄ってきて、ツンツンしながら角質を食べてくれるんですよ。
ちなみに、ドクターフィッシュは30〜35度くらいの温かい水を好むので、水温が高いと活発になります。
また、成魚になると角質を食べる習性が弱くなるので、施設で使われるのは若い魚が中心なんです。
ドクターフィッシュが集まってきやすい人の特徴
それでは、まずドクターフィッシュがよく集まってくる人の特徴をお伝えします。
1. 角質が多い人
ドクターフィッシュは古い角質が大好物です。
特にかかとや足裏の角質が厚い人は、魚にとって「ごちそう」みたいなもの。
乾燥肌の人や、素足で歩くことが多い人は角質が厚くなりやすいので、魚がめっちゃ寄ってくることが多いです。
2. 手や足が大きい人
手や足の面積が広いほど、魚が吸い付くスペースも増えます。
指が長かったり、足が大きかったりする人は、より多くの魚に狙われやすいんです。
水の中に広く浸ければ浸けるほど、魚にとっては「エサ場が広がった！」って感じになるので、自然と集まってきます。
3. 体温が高めの人
ドクターフィッシュは温かい場所が好きなので、体温が高い人の周りには集まりやすいんです。
特に運動後や温泉に入った後なんかは、魚の人気者になりがち。
血行がいい人も、魚にとっては「居心地がいい場所」らしく、よく寄ってくると言われています。
4. 汗っかきな人
汗には微量の塩分やミネラルが含まれていて、それが魚の興味を引く要素になることも。
特に夏場や、発汗しやすい人は、ドクターフィッシュに「なんかいい匂いするぞ？」って思われるのか、寄ってきやすいんです。
5. 皮膚に傷やかさぶたがある人
傷の周りの剥がれかけた皮膚も、魚にとっては気になるポイント。
ただし、傷が開いていると感染のリスクがあるので、フィッシュセラピーはやめておいた方がいいですね。
あと、傷口をつつかれると地味に痛いので、気になる人は避けたほうが無難です。
6. タイミングが良かった人
ドクターフィッシュは群れで行動するので、たまたま近くにいた群れが一斉に寄ってくることもあります。
だから、「なんで自分だけ狙われてるの？」って思っても、実はタイミングの問題だったりするんですよ。
7. ほかにエサになるものが少ないとき
水槽内の環境によっては、魚にとってエサになるものが少ないこともあります。
そういう時は、人の角質が唯一のご飯みたいな状態になるので、より積極的に食べにくるんです。
フィッシュセラピーの効果と注意点
次に、フィッシュセラピーで期待できる効果と、気を付けて欲しいポイントを解説します。
期待できる効果
フィッシュセラピーには、リラックス効果や血行促進が期待されています。
- 古い角質が取れて肌がすべすべに
- 水の流れや魚の刺激で血行が良くなる
- くすぐったい感覚でストレス発散
気をつけるべきポイント
傷口があるときはやめとく
傷があると細菌が入る可能性があるので、控えた方が安全です。
水虫などの感染症がある場合もNG
他の人にうつす可能性があるので、フィッシュセラピーはやめておきましょう。
ハンドクリームや化粧品をつけたまま入らない
水質が汚れて、魚に悪影響を与えることがあるので注意です。
まとめ
ドクターフィッシュが特定の人に寄りやすい理由には、角質の量や体温の高さ、汗の成分など、いろんな要素が関係しています。
ただ、「自分だけが狙われてる？」と思っても、実は魚の群れの動きやタイミングの問題だったりもします。
フィッシュセラピーを楽しむなら、事前に手足をきれいにしておく、傷があるときは控える、水質を汚さないようにする、といったポイントを守るのが大事ですね。
ドクターフィッシュを体験するときは、「今日はどんな条件で魚が寄ってくるかな？」って、観察しながらやるのも楽しむためのコツですよ。
